トレードにおける環境認識の入り口とエンジニアとしての視点

投資・副業
PDCA (plan–do–check–act) cycle - four-step management and business method draw by manager.

こんにちは。
前回は「勝てなかった理由」と「少しずつ勝てるようになったきっかけ」についてお話ししました。
今回は、その続きとして「環境認識」について書いていきたいと思います。

優位性のある相場を見つけるために、まず行うべきなのが環境認識です。
今、相場は上昇しているのか、下降しているのか。
その判断をするには、どの時間軸で見ているのかを明確にする必要があります。
月足なのか、週足なのか、日足なのか、あるいは5分足なのか。
自分がどの時間軸でトレードをしたいのかを決めないと、相場の見方がぶれてしまいます。

トレードスタイルは「良い・悪い」で決めるものではありません。
数週間単位で保有するスイングトレード、1日で完結するデイトレード、数十秒で決着するスキャルピング。
どれも正解であり、重要なのは「自分が一番心地よい時間軸を選ぶこと」です。
複数の時間軸を組み合わせるのも良い方法です。

エンジニアとして開発に携わってきた経験上、まずは「前提条件を定義する」ことが重要だと感じています。
トレードでも同じで、環境認識は「相場の前提条件」を整理する工程です。
どの条件下で優位性があるのかを仮説として立て、それを検証し、結果に基づいて修正していく。
いわばトレードも「仮説と検証を繰り返すPDCAサイクル」そのものです。

環境認識を行うことは、トレードの成功率を上げるだけでなく、感情的な判断を防ぐ効果もあります。
相場を自分の都合で解釈せず、「今の状況はどのフェーズにあるのか?」を冷静に整理することで、
自分の立ち位置がはっきりし、トレードに一貫性が生まれます。

今回は、環境認識の「入り口」として、考え方や心構えについてお話ししました。
次回は、実際に私がどのように環境認識を行っているのか、時間軸ごとの見方や分析の具体的な手順をお話ししたいと思います。

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