環境認識その②:反転をどう見極めるか

投資・副業

💬 前回の記事はこちら → 【環境認識その①】相場の方向を確認するためのシンプルな手順(エンジニア視点で解説)

前回の記事から、今が「買い場」なのか「売り場」なのかが少しずつ見えるようになってきたでしょうか?
それが分かれば、次はどのタイミングでエントリーするかを検討していきます。

上昇相場での押し目買いを例に考える

ここでは例として、上昇相場での押し目買いを想定します。
日足が上昇、1時間足が下落、そして「下落から上昇への反転ポイント」を15分足で狙う流れです。

どこで「これ以上下がらない」と判断するか

まずはシンプルに、「これ以上下がらない」ことを確認して買いエントリーします。
ただし、何をもって“下がらない”と判断するのか? ここが重要なポイントです。

チャートパターンが示す心理

たとえば ダブルボトム逆三尊 というチャートパターンをご存知でしょうか?
(もし知らない場合は一度検索してみてください。)

これはどういう大衆心理を表しているかというと、下落して安値を付けたあと、再度安値を試しに行ったけれど更新せずに上昇した、という動きです。
売りポジションを持っている投資家は「これ以上下がらないかも」「逃げないといけない」と考えます。
同時に「そろそろ反発するかも」と考える買い手も現れるため、このあたりのローソク足には下ヒゲが出ることが多くなります。

この「下ヒゲが連続して出る」「ヒゲの長さが増える」などの変化が、反転のサインとして現れることがあります。
形を覚えるよりも、その裏にある大衆心理の流れを理解することが大切です。

エンジニア視点で見る「検証の重要性」

チャートパターンを覚えることも大事ですが、それ以上に「過去チャートを自分の目で検証する」ことが重要です。
実際の業務でも、一朝一夕にスキルが身につくことはありません。
泥臭い作業を繰り返しながら、量をこなす中でしか“腑に落ちる理解”は得られません。
仕事では当たり前にできる“再現性のある手順”を、トレードにも持ち込むことが勝率を上げる近道です。

📘 次回予告
次回の記事では、実際のチャートで「反転のサイン」をどう見つけるか、ダウ理論を中心に解説します。
(公開URL)→ https://myblueskytech.com/%e7%92%b0%e5%a2%83%e8%aa%8d%e8%ad%98%e3%81%9d%e3%81%ae%e2%91%a2%ef%bc%9a%e3%83%80%e3%82%a6%e7%90%86%e8%ab%96%e3%80%8c%e9%ab%98%e5%80%a4%e3%83%bb%e5%ae%89%e5%80%a4%e3%81%ae%e6%9b%b4%e6%96%b0%e3%80%8d/

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