環境認識その④:ダブルボトム後の押し目買いエントリーを極める(ネックライン攻略編)

投資・副業

💬 前回の記事はこちら →
環境認識その③:ダウ理論で見る「トレンド継続」の気づき方

押し目買いのエントリーをもう一歩具体的に掘り下げる

前回までの記事で、上昇トレンドを見極めるための「高値更新・安値更新」というダウ理論の基本を確認しました。
今回は、実際に 上昇トレンドへ転換した直後に押し目買いを入れる具体的なエントリー方法 を解説します。

ダブルボトムとネックライン:トレンド転換の流れ

下降トレンドでは「戻り高値」を超えない限り下落が続きます。
しかし安値を2回つける「ダブルボトム」が出現し、さらに ネックライン(直近高値)を上抜く と、
ダウ理論的に “下降トレンドが崩れ横ばい → 上昇トレンドへ転換” したと判断できます。

図:ダブルボトムとネックライン。上抜けで下降トレンドが崩壊し、上昇に転換する。

エントリー方法①:ネックラインのブレークで入る

ネックライン(直近高値)を勢いよく上抜いた瞬間に買いで入る方法です。
トレンド転換の「初動」を取れるため利幅が大きくなりやすい一方で、
ダマシのブレーク に遭うリスクがあります。

エントリー方法②:ネックラインへ戻った“押し目”で入る

ブレーク後の値動きがネックラインまで戻り、そこが サポートとして機能したことを確認してエントリー する方法です。
ダウ理論でいう「高値更新 → 安値更新 → 再上昇」の流れが完成し、
上昇トレンドが確定した後に入るため、安全度が高い のが特徴です。

ただし、ブレーク後に戻りを作らずそのまま急上昇する場面もあります。
そのため、①の初動型と②の押し目型のどちらを選ぶかは、
自分の性格・資金管理・得意なパターンに合わせるのが最適です。

検証こそ最大の武器

ダブルボトム → ネックライン突破 → 押し目形成 → 再上昇
という一連の流れは、過去チャートを多数検証することで理解が深まります。
ローソク足の下ヒゲや反発の形状など、自分なりの「入りやすい型」を蓄積することが再現性アップにつながります。


📘 次回予告

次回は、上昇トレンドが続くのか、それとも失速して下落に転じるのかを見極めるための
「トレンド継続 or 失速」の判定基準を解説します。
20MAの変化、高値更新の失敗、安値割れなど、トレンド継続のチェックポイントを詳しく取り上げます。

(公開URL)→
https://myblueskytech.com/?p=103&preview=true

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