この記事は「勝てる手法」を断定するものではなく、チャート構造をどう読むかを整理するための環境認識メモです。
今回のテーマは、下降環境の中で上昇して見える動き(戻り)が弱いときに、どこを根拠に「売り準備」を進めるかです。
今回の結論(先に要点)
- 1時間足は200EMAより下で推移しており、基本は売り優勢の環境
- WTネック下抜け→リテストで下落が加速し、構造的に売りが強い
- 15分足では上昇チャネルを作っても、買い圧が弱いサインが複数ある
- よって「買う」のではなく、レジスタンスで反転サインが出たら売りを検討する段階
チャート(1時間足+15分足)
1時間足:下降環境(前提)
まず大前提として、価格は1時間足200EMAの下にあります。
この状態では上昇があっても「トレンド転換」ではなく、戻りとして扱います。
WTネック下抜け→リテストで下落加速
WTのネックを下抜けし、その後のリテストで下落が加速しています。
これは買いが弱く売りが強いことを示しやすい構造です。
強い下落後の「下髭陰線」
強い下落のあとに下髭をつけていますが、陰線で終わっている点が重要です。
反発はあるものの買いが押し切れず、買い圧が弱い可能性が残ります。
15分足:上昇して見えるが「買い圧が弱い」根拠
① チャネル上限までの“空間”が残る
上昇チャネルを形成しているものの、チャネル上限まで勢いよく到達せず、空間が残る動きになっています。強い上昇なら上限まで一気に伸びやすいため、ここは戻りの弱さとして見ます。
② 上昇第一波の等倍に届かない
上昇の第一波に対して、次の上昇が等倍まで届かない状況です。
これは上昇の買い圧力が不足しているサインになりやすく、買いのエネルギー切れを疑います。
③ 1時間足200EMAが迫っている(上位足の壁)
上位足の200EMAが近く、ここはレジスタンスとして機能しやすい位置です。
下降環境のままなら、反転の起点になりやすいので警戒します。
戦略:今は「売りの準備」
現時点で売りを断定せず、売れる形を待つのが前提です。
- 過去のレジサポライン
- EMA(例:75EMAや200EMA付近)
- チャネル上限
これらのレジスタンスで、反転サイン(失速・否定・ライン割れ等)が出た場合に売りを検討します。
まとめ
上昇して見える動きでも、上位足の環境が下降なら「戻り」である可能性があります。
今回はチャネルの空間・等倍未達・200EMA接近という複数の根拠から、買い圧の弱さを整理しました。
エントリーは結果であり、本質は相場構造の理解。
今後も「環境 → 内部構造 → 環境復帰(または否定)」の流れで、チャートを読み解いていきます。
※ 環境認識シリーズ全体はこちらにまとめています。
▶ 環境認識シリーズまとめ


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