突然の大陽線・大陰線が出たとき、「乗るべきか?逆張りすべきか?」と迷うことはありませんか?
「行き過ぎたから戻るだろう」と逆張りして、さらに追いかけられた経験を持つ人も多いはずです。
答えは明確です。過去の値動きを包み込む大陽線・大陰線はその方向についていくのが正解です。
結論:過去の値動きを包み込む大陽線・大陰線は方向性の強いシグナル→ついていく
複数本分の値動きを一気に包み込む大陽線・大陰線は、強い買い圧力・売り圧力が一方向に集中した証拠です。
この動きに逆らうのは市場の力に逆らうことになります。方向についていき、リテストを待つのが正しい立ち回りです。
チャート例
ポイント①:「包み込む」とはどういう状態か(前複数本を包む)
「包み込む」とは、その1本のローソク足の実体が、直前の複数本の値幅を完全に覆っている状態です。
- 前の2〜3本分(またはそれ以上)のレンジを一気に動いた
- 小さな調整の後に出ると、より強いシグナルになる
- 包み込む本数が多いほど、その方向への力が強い
単純に「大きなローソク足が出た」だけでなく、「何本分を包んでいるか」を確認することが重要です。
ポイント②:大陽線・大陰線後の値動きパターン(継続が多い)
包み込む大陽線・大陰線の後は、継続の方向に動くケースが多いです。
- 強い勢いが一方向に出た後、市場参加者がその方向を「正しい方向」と認識する
- 遅れてきたトレーダーが押し目・戻りで乗ってくるため、継続しやすい
- 逆張りを試みたトレーダーの損切りが追い風になることも多い
もちろん100%継続するわけではありません。しかし統計的には継続の確率が高いため、「ついていく」戦略が優位です。
ポイント③:ついていく際のエントリーポイント(リテスト待ち)
大陽線・大陰線が出た直後に飛び乗るのはリスクが高いです。リテスト(押し目・戻り)を待つのが安全です。
- 大陽線の後:大陽線の実体上部付近への押し目を待つ
- 大陰線の後:大陰線の実体下部付近への戻りを待つ
- リテストでその価格帯が機能したことを確認してからエントリー
リテストを待つことで、エントリー精度の向上と損切り幅の縮小を同時に実現できます。
よくあるミス
- 大きな動きを見て「行き過ぎ」と逆張りする:包み込む大陽線・大陰線はその方向への強いシグナル
- 出た直後に飛び乗る:リテストを待たないと損切り幅が大きくなる
- 包み込む本数を確認せずに「大きなローソク」と判断する:何本分を包んでいるかが重要
チェックリスト
- ☑ ローソク足が直前の複数本分を包み込んでいるか確認した
- ☑ 大陽線・大陰線の方向についていく判断をした
- ☑ 出た直後に飛び乗らず、リテストを待った
- ☑ リテストでそのエリアが機能したことを確認してからエントリーした
- ☑ 逆張り衝動を抑えて方向に従った
まとめ
過去の値動きを包み込む大陽線・大陰線は、強い一方向の勢いを示すシグナルです。
「行き過ぎ」と感じても、逆張りではなく方向についていくのが優位性のある判断です。
ただし直後に飛び乗るのではなく、リテストを待ってから確認してエントリーすることで精度が上がります。
市場の力に逆らわず、流れを読んで乗る習慣を身につけましょう。
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この記事は「環境認識」シリーズの一部です。



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