環境認識その③:ダウ理論で見る「トレンド継続」の気づき方

投資・副業

💬 前回の記事はこちら → 環境認識その②:反転をどう見極めるか

今回は、ダウ理論の「高値・安値の切り上げ(切り下げ)が続く限り、トレンドは継続」という基本を、上昇相場の押し目買いと絡めて解説します。

ダウ理論:トレンド継続の条件

青い20MA(移動平均線)が上向きであることに加えて、波形の高値と安値が「高値更新 → 安値更新 → 高値更新…」と続いていれば、上昇トレンドは継続中と判断します。
図:赤線は高値・安値の更新を示し、青線の20MAが上昇していることで上昇トレンドが継続していることがわかります。

エントリー:安値の箇所で15分足のダブルボトムを確認

どこで入るか?——「安値」のポイントで時間軸を15分に落として、ダブルボトム(W 形成)を確認します。これが押し目買いの具体的なトリガーになります。

大衆心理と注文フロー

  • 高値・安値の更新で「上昇トレンド」と認識 → 安く買いたい心理が強まる
  • 下降中に下げ止まり(ダブルボトム)が出る → 新規の買いが入る
  • 下落で売っていた投資家は利益確定の買い戻し(=買い)
  • 押し目待ちの投資家が追加の買いを入れる

これらの複数の買い注文が重なることで、上昇トレンドは再開しやすくなります。チャートの形だけでなく、その裏にある大衆心理とフローまでセットで理解しましょう。

エンジニア視点:検証のすすめ

パターン名を覚えるよりも、過去チャートで「高値安値の更新 → 押し目のダブルボトム → 再上昇」の連鎖を数多く観察して、腑に落ちるまで検証するのが近道です。ロジック設計→テスト→修正の反復と同じ発想で、量をこなす中で再現性を高めるのが狙いです。

📘 次回予告
次回は、押し目買いのエントリーをもう一歩具体的に掘り下げます。
ダブルボトムが出現した後、直近高値を超えたタイミングでエントリーする理由や、
ネックライン突破時の判断ポイントについて解説します。
(公開URL)→ https://myblueskytech.com/%e7%92%b0%e5%a2%83%e8%aa%8d%e8%ad%98%e3%81%9d%e3%81%ae%e2%91%a3%ef%bc%9a%e3%83%80%e3%83%96%e3%83%ab%e3%83%9c%e3%83%88%e3%83%a0%e5%be%8c%e3%81%ae%e6%8a%bc%e3%81%97%e7%9b%ae%e8%b2%b7%e3%81%84%e3%82%a8/

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