環境認識その③:ダウ理論でトレンド継続を判断する|押し目買いの根拠はこれだけ

投資・副業

「上昇トレンドだと思っていたのに、どこで押し目買いすればいいかわからない」
そう感じることはありませんか。

先に結論を言うと、ダウ理論の「高値・安値の切り上げが続く限り、トレンドは継続」という基本を押し目買いに活かすことで、根拠のあるエントリーができるようになります。

今回は、ダウ理論の「高値・安値の切り上げ(切り下げ)が続く限り、トレンドは継続」という基本を、上昇相場の押し目買いと絡めて解説します。

ダウ理論:トレンド継続の条件

青色の20MA(移動平均線)が上向きであることに加えて、波形の高値と安値が「高値更新 → 安値更新 → 高値更新…」と続いていれば、上昇トレンドは継続中と判断します。
図:赤線は高値・安値の更新を示し、青線の20MAが上昇していることで上昇トレンドが継続していることがわかります。

エントリー:安値の箇所で時間軸を15分に落としてダブルボトムを確認

どこで入るか?——「安値」のポイントで時間軸を15分に落として、ダブルボトム(W 形成)を確認します。これが押し目買いの具体的なトリガーになります。

大衆心理と注文フロー

  • 高値・安値の更新で「上昇トレンド」と認識 → 安く買いたい心理が強まる
  • 下降中に下げ止まり(ダブルボトム)が出る → 新規の買いが入る
  • 下落で売っていた投資家は利益確定の買い戻し
  • 押し目待ちの投資家が追加の買いを入れる

これらの複数の買い注文が重なることで、上昇トレンドは再開しやすくなります。チャートの形だけでなく、その裏にある大衆心理とフローまでセットで理解しましょう。

エンジニア視点:検証のすすめ

パターン名を覚えるよりも、過去チャートで「高値安値の更新 → 押し目のダブルボトム → 再上昇」の連鎖を数多く観察して、腑に落ちるまで検証するのが近道です。ロジック設計→テスト→修正の反復と同じ発想で、量をこなす中で再現性を高めるのが近道です。

よくあるミス

  • 高値・安値の更新を確認せず、MAの向きだけでトレンドを判断する
  • ダブルボトムの形のみを見て、トレンド方向との整合性を確認しない
  • 押し目の深さを決めずに、どこでもエントリーしてしまう

チェックリスト

  • 高値・安値が切り上がっていることを確認できているか
  • 押し目でダブルボトムを確認してからエントリーしているか
  • 大局(上位足)のトレンドと一致しているか

まとめ

ダウ理論でトレンドを確認し、押し目でダブルボトムを待つ。
この2ステップだけで、押し目買いの根拠は格段に明確になります。
「どこで入るか」ではなく「どんな状況で入るか」——その判断軸を持つことが大切です。

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