BTC/USD週足|75EMAとネック割れ…MACDダイバージェンスから下落シナリオを組み立てる

投資・副業
BTC/USD 週足。紫:200EMA、黄:75EMA、青:25EMA、赤:5EMA。下段にMACDを表示。
高値更新にもかかわらずMACDが切り下げる「ダイバージェンス」が出ており、買いの勢いが弱っていることを示唆しています。

今回はBTC/USDの週足チャートを使い、これまでの値動きの「癖」と、今後のシナリオを整理します。
結論から言うと、チャート中央に書き込んだ通り、これまでサポートになっていた75EMAを割り、さらにネックも割れているため、目線は下で組み立てます。
ただし「割れたから即売り」ではなく、まずはネック付近の挙動を観察し、売りの形(パターン)が作られるなら売り、という順番で考えます。


この週足チャートの特徴:水平線より「EMAがレジサポとして機能」

添付チャートでは、水平線・トレンドライン・チャネルライン以上に、EMA(特に25EMA・75EMA・200EMA)がレジサポとして規則的に反応しています。

  • 上昇局面:25EMAからの剥離→押し目→EMAで反発、の繰り返し
  • 調整局面:75EMAで反発する場面が複数回ある
  • 長期の基準:200EMAは「大きな買い目線の境界」になりやすい

つまり、このチャートは「ラインで当てにいく」よりも、EMAの位置関係と反応を見て、構造(ダウ)を判断する方が噛み合いやすいタイプです。


左側の流れ:25EMAの剥離→Wトップ→ネック意識

チャート左側では、上昇に伴って25EMAからの剥離が目立ちます。剥離は「勢い」を表しますが、同時に過熱(反動の調整が入りやすい)サインでもあります。

その後、Wトップ(レジスタンス)が形成され、ネックが意識される展開になっています。
途中で75EMAで反発する場面があり、ここが「まだ上目線を維持できるか」の分岐でした。

この時点では、ネックを守れていれば再上昇余地があり、実際に一度は持ち直す流れ(右側の上昇)に繋がっていきます。


中央〜右側の上昇局面:レンジ→レジサポ転換→上抜けで加速

いったん値動きが落ち着くと、チャート中央のレンジを形成します。
そこから、横ばいの25EMAの上からレジサポラインを上抜け、強い陽線を確認して買いに繋げられる局面が出ています。

さらに、上昇が加速する途中で、カウンターライン(レジスタンス)を上抜け→リテスト確認→次の足で買い、という「教科書通りに勝ちやすい」流れも描けています。

ただ、上昇の終盤では、Wトップトリプルトップといった天井パターンが出現し、上値が重くなっていきます。


重要:高値更新でもMACDは切り下げ「ダイバージェンス」

今回のポイントはここです。チャート右下に注釈した通り、価格は高値を更新しているのに、MACDは高値を切り下げている状態になっています。
これはダイバージェンス(買いの勢いが弱くなっている)サインで、天井圏で出ると「上昇の終盤」を示唆しやすいです。

もちろん、ダイバージェンスだけで即反転が確定するわけではありません。
ただし今回は、ダイバージェンスに加えて、75EMA割れ+ネック割れが起きているため、売り目線に寄せる根拠が揃っています。


今後のシナリオ:75EMA割れ+ネック割れ → 下目線で「ネックの挙動待ち」

中央コメントが今回の結論です。

これまでサポートとなっていた75EMAを割り、ネックも割ったため下目線。
まずはネックでの挙動を見て、チャートパターンを作るようなら売りを考えたい。

なぜ「ネックの挙動待ち」が大事なのか

ネックを割った直後は、戻りが入ることがよくあります。ここで大事なのは、その戻りが“強い戻り”なのか、“戻り売りされる戻り”なのかを見極めることです。

  • ネックまで戻るが上抜けできず、上ヒゲ・陰線が出る
  • 戻り高値が切り下がる(下降ダウの形が継続)
  • EMA(特に75EMA)がレジスタンスとして機能し始める

こういった「売りの形」が見えたら、売りを検討しやすくなります。


売りの組み立て例:エントリー・損切り・利確の考え方

① エントリー(候補)

  • ネック付近までの戻りを待つ
  • 戻りが失速し、週足で反転サイン(上ヒゲ/包み足/陰線連続など)が出る
  • または、日足〜4時間足に落として「戻り高値切り下げ」を確認してから入る

② 損切り(候補)

  • 基本はネックの上、もしくは直近戻り高値の上
  • 75EMAが明確にレジになっているなら、75EMAの上に置く考え方も整合します

③ 利確(候補)

  • まずは直近の押し安値・レンジ下限
  • 次に200EMA付近(長期の買い支えが入りやすいゾーン)

週足は値幅が大きいので、利確は「点」よりも「ゾーン」で考えるとブレにくくなります。


決済ルール:下降ダウが崩れて上昇ダウへ切り替わったら決済

売りポジションの決済はシンプルに、

  • 安値更新が止まり、安値を切り上げ始める
  • 戻り高値を上抜けて、下降ダウが崩れる
  • 上昇ダウ(高値・安値切り上げ)へ切り替わる

この「構造の変化」で決済するのが、最も再現性が高く、納得感が残るやり方です。
結果として、損切りは限定しつつ、伸びる局面を取りやすい=リスクリワードが改善しやすいトレードになります。


まとめ

  • このBTC週足は、水平線よりEMAがレジサポとして規則的に反応している
  • 右肩上がりの高値更新でも、MACDは切り下げ=ダイバージェンスで買いが弱化
  • 75EMA割れ+ネック割れが起きたため、目線は下
  • ただし即売りではなく、ネックでの挙動を見て「売りの形」が出たら売る
  • 決済は下降ダウ崩れ→上昇ダウ切り替えでOK

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