ユーロ/ドル1時間足|結果的に勝てたが「本来は入るべきでなかった」買いエントリーの反省(200EMA横ばい)

投資・副業

本記事では、ユーロ/ドル1時間足のトレード事例をもとに、結果的に買って伸びた相場であっても、自分のルール(200EMA基準)では本来エントリーすべきではなかったケースを振り返ります。

特に重要なのは、後から見ると「ここが正解に見える」ポイントが、当時の視点では正解として扱えないことがある点です。


前提:このブログのルール(200EMA基準)

このシリーズでは、1時間足チャートを軸に以下の考え方で統一しています。

  • 200EMAで「やる/やらない」を判断
  • 200EMAが横ばいのときは基本は様子見
  • ダウ理論(高値・安値の切り上げ/切り下げ)で方向を確認する
  • エントリーは「形」と「位置」(レジサポ転換・ブレイク&リテスト)が揃ったときのみ

つまり、“勝てそう”に見える局面でも、環境が整っていなければ見送るのが基本方針です。


今回のチャートの状況:EMAが横ばい、レンジの中間

ユーロ/ドル1時間足の200EMA横ばいレンジ相場。ダウ転換に見えたが本来は入るべきでなかった買いエントリー例と、レジサポライン・EMA位置の検証。

今回の局面は、

  • 200EMAが横ばい
  • 75EMA・25EMAも収束し、横並びでフラット
  • 価格がEMA群のレンジ中央を行き来

という状態でした。

この環境は、シリーズ内でも繰り返し書いている通り、最もエントリーを避けたい場所です。なぜなら、方向感が弱く、ブレイクがダマシになりやすく、根拠が薄いトレードになりやすいからです。


それでも「買いに見えた理由」:ミクロでは上昇ダウ転換に見える

今回の買いが「間違いではないように見えた」理由は、ダウ理論の観点で次の動きが確認できたからです。

  • 押し安値を割って一度下降方向に傾く
  • しかしレジサポライン付近でWボトムを形成して反発
  • ネックラインを上抜けし、上昇ダウに切り替わったように見える

ダウ理論だけを切り取れば、確かに「買い候補」に見える局面でした。ここまでは認識として正しいです。


反省点:200EMA基準の「型」としてはエントリーすべきではなかった

ただし、今回の買いは自分の型(200EMA基準)で考えると、エントリーすべきではありませんでした。

理由はシンプルで、

  • 200EMAが横ばい
  • EMA群が収束してフラット
  • レンジの中間でのエントリー

という、環境・位置ともに弱い条件だったからです。

結果として伸びたとしても、ここで入るクセがつくと、同じようなレンジ相場で“ダマシ”を引きやすくなります。


「本来はレジサポラインを超えてから買うべき」だったのか?

ここが今回の一番大事な学びです。

後からチャートを見ると、

  • 「レジサポラインを超えてから買うべきだった」

と書きたくなります。実際、そのあたりから後に200EMAが上昇に転じていくからです。

しかし、ここで重要な違和感があります。

その時点では、200EMAはまだ横ばいに見えていたはず。
つまり、後から見ると「200EMAが上昇に転じる地点」に見える場所でも、当時の視点では上昇が確定していないのです。


結論:その時点では「買えない」のではなく「買わない」が正解

結論はこうです。

  • レジサポラインを超えた直後は、まだ200EMAが横ばいに見える可能性が高い
  • その瞬間に「200EMAが上昇に転じた」とは言えない(未来情報が混ざる)
  • よってサポレジ超え=即エントリーは、200EMA基準では早い
  • 本当の検討開始は、もう少し後(EMA拡散や200EMAの傾きが明確になってから)

つまり、ルールに忠実にいくなら、

「レジサポを超えたから買う」ではなく、
「超えた後に環境が整ってから買う」

が正解になります。

結果として、エントリーは初動ではなく“後追い”になりますが、それで良いのです。自分が取りたいのは初動ではなく、再現性の高い部分だからです。


今回のトレードを一言でまとめると

今回の相場は、

「ミクロでは上昇ダウに見えたが、200EMA基準では見送るべき相場」

です。

どちらが正しい/間違いではなく、戦場が違うという整理が大切です。

  • ダウだけで初動を狙う人:取れる可能性がある
  • 200EMA基準で環境重視の人:見送る(安定性優先)

私は後者を選んでいます。


今回の学び(ルールを守るほど「後からの正解」に騙されにくい)

  • 200EMA横ばい+EMA収束=レンジ中央は基本やらない
  • ダウ転換が見えても、環境と位置が弱ければ見送る
  • 後から見ると正解に見える地点でも、当時は確定していない(未来情報に注意)
  • 200EMA基準の正解エントリーは、もっと後(傾き・拡散・押し目などが揃ってから)

まとめ

今回は「結果的に勝てたけど、本来は入るべきでなかった」ケースを振り返りました。

こういうチャートが一番危険です。なぜなら、

  • 勝てた成功体験が残りやすい
  • 同じレンジ中央でのエントリーを繰り返しやすい

からです。

だからこそ、今回のように

「その時点で本当に条件は整っていたか?」

と検証できることが、長期的な安定につながります。


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