押し安値を強い陰線で下抜けたとき、何を考えるべきか(否定の検証)

投資・副業

今回も環境認識の検証です。
テーマは「押し安値を強い陰線で下抜け(否定)たときはチャンスになる可能性がある」という考え方です。

ただし、先に結論を言うと“下抜けたから即売り”ではありません
押し安値の下抜けは、上昇の流れが否定された可能性があるサインなので、一度目線をフラットに戻して確認することが大切です。


今回の流れ(全体像)

  • 200EMA上で上昇ダウを築いている
  • Wトップを付けたあと、強い陰線で押し安値を下抜け(否定)
  • いったん目線をフラットに戻す
  • 上昇しても左側(過去)のレジスタンスで抑えられる
  • 再度レジスタンスで抑えられ、三尊を形成
  • 構造が完成して下落が加速

チャート例(検証)

押し安値(ネック)を強い陰線で下抜けた後、過去レジスタンスで戻りが抑えられ三尊形成から下落した検証チャート(200EMA・75EMA・25EMA・5EMA)
※Wトップ/押し安値(ネック)/レジスタンス/三尊をマーキングした検証チャート


ポイント①:強い陰線の押し安値割れは「否定」のサイン

200EMA上で上昇していても、押し安値を強い陰線で下抜けた場合、
それは「上昇の流れが否定された可能性がある」というサインになります。

ここで大事なのは、すぐに売りを決め打ちしないこと。
まずは目線をフラットに戻して、次の値動きを確認します。


ポイント②:戻りが「左側(過去)のレジスタンス」で止まるか

否定のあとに上昇(戻り)が入っても、左側(過去)で意識された価格帯で抑えられるなら、
売りが優勢である可能性が高まります。

つまり、押し安値割れの価値は「割れたこと」そのものではなく、
その後の戻りがどこで止まるかを確認できる点にあります。


ポイント③:構造(例:三尊)が完成したら優位性が生まれる

戻りがレジスタンスで抑えられ、三尊などの構造が完成してはじめて、
「優位性の高い場面」になっていきます。

否定 → フラット → 戻りの失速確認 → 構造完成
この順番を守ることで、予測ではなく環境認識として整理できます。


まとめ

押し安値を強い陰線で下抜けたときは、必ず下落するわけではありません。
ただし、上昇の流れが否定された可能性があるため、チャンスになり得る局面です。

重要なのは、左側(過去)のレジスタンスと、戻りの失速、そして構造の完成
「当てる」のではなく、優位性が揃った場面だけで戦うための検証です。


関連記事:
・未来を予測しない。チャートの左側から優位性を探す(思想編)
前回記事URL

・チャートは同じことを繰り返す:Wトップ→ネック割れ→リテスト(検証編)
前回検証記事URL

※ 環境認識シリーズ全体はこちらにまとめています。
環境認識シリーズまとめ

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