ポンド/豪ドル(GBP/AUD)の1時間足を、200EMAを軸に環境認識→エントリー→決済まで一貫して判断した実例です。
今回は「最初の買いは伸びずに微益決済 → その後の売りでRR比15」という流れになりました。
200EMA基準はエントリーが遅くなりやすい一方で、方向が出た局面だけを狙いやすく、判断がブレにくいのがメリットです。
結論:200EMA横ばいは「やらない」/傾きが出てから形が揃った場面だけ狙う
- 200EMAが横ばいのときは何もしない(様子見)
- 200EMAに傾きが出たら、その上下で売買を検討
- 環境(200EMA)× 構造(ダウ)× 形(パターン)× 位置(サポレジ)を重ねる
チャート全体:200EMA基準の判断フロー
まずは全体像です。チャート左から順番に「何を確認して、なぜ入る/なぜ入らないか」をコメントしています。
200EMAを軸に、環境認識→エントリー→決済までを一貫して判断した1時間足チャート(GBP/AUD)。① 最初の買い:条件は揃ったが伸びず、微益で撤退
左側では、200EMA上抜けやWボトムなど、買いを検討できる材料が揃った場面がありました。
ただし上に伸びる勢いが続かず、結果として微益決済になりました。
ここで大事なのは、「伸びない」と判断したら撤退できることです。
200EMA基準は「方向が出るまで待つ」前提なので、伸びない局面で粘らないのがルールになります。
② その後の売り:200EMA下抜け+サポレジ転換からRR比15
次に大きく取れたのが売り局面です。
200EMA下抜け後に、サポレジ転換(戻りがレジスタンス化)と下降ダウが重なり、売りの根拠が揃いました。
- 200EMAの下で推移(環境が売り)
- サポレジ転換が確認できる位置(戻り売りの位置)
- 下降ダウ形成(構造が売りに一致)
結果として、RR比15のトレードにつながりました。
「大きく取れた理由」が再現可能な条件として説明できるのが、200EMA基準の強みです。
③ 200EMA基準はエントリーが遅くなる:早めたいなら時間足を落とす
200EMAを基準にすると、どうしてもエントリーは遅くなります。
早めたい場合は、時間足を短くして(例:15分足など)、
同じ考え方(横ばいは見送り/傾きが出たら上下で検討)を適用するのが現実的です。
但し、時間足を短くすることで長期足の動きが見れなくなるので、
マルチタイム分析は十分に行う必要があります。
まとめ:やらない判断が、結果的に大きなRRにつながる
- 200EMA横ばいは見送り(ここが最重要)
- 傾きが出てから、環境×構造×形×位置が重なる場面だけ狙う
- 伸びない買いは微益で撤退し、売りの本命局面で大きく取れた(RR比15)
「どこで入ったか」よりも、どこで入らないかを明確にすることで、トレードの期待値は安定します。


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